2012年5月1日からスタートした「とことん本質追求コラム」。
5年9ヶ月の間で、300号まで積み重ねることが出来ました。
メールで感想をくれる方。
直接会った時に「この間のコラム面白かったよ」と、言ってくれる方。
無料とは思えない内容だよね、賞賛してくれる方。
たくさんの応援によって、書き続けることが出来ました。
コラムを読んでもらった数を集計してみたら累計187,127回の閲覧。
みなさま、本当に有り難うございます。
これからも事業活動におけるヒントや気づきが生まれる様なコラムを書き続けていきたいと思います。
引き続きご購読・応援を宜しくお願い致します。
さて、記念すべき300号のお題は「新時代到来!営業の役割・環境が変わる背景に迫る」です。
年始早々に発信したコラム「2018年劇的に社会システムが変化する」(1月2日号)は、「次の時代を読み取るアンテナが立った!」と沢山の方からご好評の言葉を頂きました。
今回は、この続きをテーマにしながら営業や組織に迫り寄る「時代変化の影響力」を見つめてみたいと思います。
22〜23年前より社会に浸透し始めた「インターネット」は、セールスの環境を大きく変えたと1月2日のコラムではお伝えしました。
インターネットが普及する前の時代は、営業マンの情報提供という機能によって、見込み客が発掘され、受注が促進されてきました。
ところが、知りたいこと、悩み、解決したいことを検索エンジンに入力すれば、いつでもどこでも有益な情報を入手できる様になると、営業の「情報提供機能」の価値は低下していきます。
そして、インターネットが広く浸透するにつれ「知の移転」は加速化していき、営業マンの「情報武装」は、時間経過とともに無力化されていきました。
企業が、人海戦術(営業マン)による「売上の獲得」から、インターネット企業に広告投資することで「売上の獲得」をしている現実を見れば、納得できるはずです。
Google(グーグル)が創業20年で、世界NO.2の時価総額まで上り詰めた現実が、これを証明してくれます。
こうして営業マンからインターネットへと「知の移転」が起きたことで、企業全体としての売上獲得活動は、大きく変わっていきました。
と、藤冨は、この時代の変化を「過去形」で捉えていました。
しかし、2017年に感じたことは、「インターネットの影響」は、あくまでも始まりであり、これからが本格的な時代の変化に突入するということです。
具体的な変化の予兆に気がついたのは、「2018年劇的に社会システムが変化する」(1月2日号)で取り上げた「AI(人工知能)」と「ブロックチェーン」の存在です。
2つをバラバラの事象(技術)として捉えていましたが、情報を深掘りしていくと、これらは1つの事象であることに気がつきました。
AIの進歩を支えるのが、「ブロックチェーン」であり「情報のデジタル化技術(センサー、音声認識、画像認識など)」だと明確に見えてきたのです。
「情報のデジタル化」によって、膨大な情報が収集できるようになる。
そして、その情報の信ぴょう性を保証するために「ブロックチェーン」がインフラになる。
そして、信ぴょう性の高い膨大な情報を解析して、分析するのが「AI」の役割となる。
これは、一連の流れとして、確実に機能してくるはずです。
この結果、どのような時代の変化が起きてくるのか?
確実なのは、インターネットは「知の移転」を促してきたように、AI(人工知能)は「判断の移転」を促してくるということです。
もうamazonの「ご購入品に基づくおすすめ商品」などでも、具体的な「判断の移転」が行われていますが、さらに様々な形となって、広く社会に浸透していくのは、間違いありません。
この「判断の移転」というキーワードは、これからの営業、企業活動に対して、強烈な変化を強いてくるでしょう。
今回は、「とことん本質追求コラム」の300号記念として、このような時代の変化を感じ、事業活動を生かすためのヒントや気づきが得られるセミナーを企画しています。
ブロックチェーン・コンサルタントとして、全国津々浦々で講演をされている塚本邦亜基先生をお招きして、2時間の講義、そして後半1時間を使って、藤冨とのパネルディスカッションで「どの様に時代が変化するのか?」をえぐり出してみたいと考えています。
ちょうど1年前、藤冨も塚本先生のお話を聞いて、思い切った行動に移しました。
メルマガでは時々書いていましたが、個人資産を「日本円」から「暗号通貨」に大移動させたのです。
目的は「投資」ではありません。
時代の変化を本気で勉強するためです。
あれから1年。
藤冨が確信したことは、産業革命後の情報革命は、これからが本番だということです。
あなたも、時代の変化を感じにいらしてみませんか?
【コラム300号記念】
2018年から始まる劇的な社会システムの変革を見極める3時間セミナー
→ https://www.j-ioc.com/wp2024/seminar-info/2032/